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2010年12月19日 (日)

デンデラ野

Photo_2 遠野に行った2日目、車中泊した場所に近い所に看板があって「デンデラ野」と書いてありました、丁度ちゃちゃの運動に広い野原があれば・・と相談していた最中だったので寄ってみることに・・

20分ほど走ると又看板があって周りが田圃の中になだらかな丘が見えてきました、車を細い道きりぎりに止め,ちゃちゃを連れて登ってみました、丘の上にはススキがあちらこちらにかたまって生えていて何となく物寂しい感じです、思ったほどの広い野原などではなく、まず見えたのは煤けた小さな藁葺の家、看板を読んでみて唖然としてしまいました・・

そこは「姥捨て」の場所だったのです、その昔60歳になるとここに連れてこられて死を待つ、そこでの生活は、まだ元気な人が村に下って手伝い仕事などをして食料を貰ってきて小さな囲炉裏を囲んで生きていた、冬の寒さの中こんな小さな粗末な小屋でどうやって過ごし、どんな思いで死を迎えていたのだろうと思うと慄然としてしまいました・・・

ちゃちゃを走らすなどもってのほか、私達は捨てられた方達とほとんど同じ歳なんだと言葉少なに丘を降りて車に戻りました、ほのぼのとした民話の里にもこんな物哀しい営みがあったのです。

今回のフォト575は藁葺の家の中の窓から外を写したものです・・・

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コメント

デンデラ野って そうか
遠野の刺すような寒さ。どんなにか。
・・・・・  そっか 悲しくなった。  

投稿: acefeel | 2010年12月21日 (火) 00時55分

昨日この記事を拝読して、夜NHKで「続遠野物語」を鑑賞
このまま眠ったら恐い夢見そうだなァって
思いつつ、ウトウトしてしまいました
次目覚めたら「津波警報!」だったので
せっかく見たかも知れない夢
忘れちゃいました
 私も、捨てられるんだわ~~shock

投稿: 亜詩 | 2010年12月22日 (水) 14時38分

sweruさん、本当に姥捨ての風習があったのです、貧しい農村の哀しい現実でした。

遠野の冬は本当に寒かったでしょうに、考えただけで暗澹としてしまいます・・・

今では考えられない事ですね!

投稿: みすず | 2010年12月22日 (水) 19時06分

亜詩さん、私も見ていました、遠野を思い出しつつ!

今の日本は飽食で贅沢過ぎます。
テレビで大食いの場面を見ると怒りがこみ上げてきます・・・
家の父や母の時代、明治生まれの人たちは慎ましく暮らしていました、私も含めて贅沢に慣れっこになっています、反省しています。

投稿: みすず | 2010年12月22日 (水) 19時12分

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